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デイサービス

2023年7月9日

デイサービスについて


デイサービス(通所介護事業所)とは、要介護認定を受けている方が、自宅から通って介護サービスを受ける事業所を指します。要支援の認定を受けている場合は、予防通所介護と呼ばれる認定を受けている事業所のみ利用することが可能です。
デイサービスでは、食事、入浴、排泄、機能訓練、レクリエーションなどのサービスを提供します。
デイサービスを利用する場合は、事業所から車で自宅まで迎えにきてくれるので、歩行が難しい場合でも利用可能できます。ただし、自宅から事業所までの距離によっては、送迎の範囲外になる可能性もありますので、確認が必要です。
デイサービスの利用日数については、介護度によって利用できる日数に上限があります。また、上限に達しない場合でも自身の希望で日数を調整することができます。


デイサービスの利用費用


デイサービスの利用料は、利用者の要介護度や利用時間によって異なります。
要介護12の方は、1日あたりの利用料は約1,000円〜2,000円です。要介護35の方は、1日あたりの利用料は約2,000円〜3,000円です。
デイサービスは、介護保険が適用されるため、利用料の一部は介護保険から支払われます。


デイサービスで受けられるサービス


デイサービスを利用する時間は、後述する一日利用するデイサービスだと、8:30頃の迎えの送迎から16:00頃の帰りの送迎までか、半日利用のデイサービスもあります。
事業所に到着すると、まずはバイタルチェックなど健康チェックを行います。
健康チェックでその日の体調に問題がなければ、お風呂へ入浴となります。自身で入浴できる場合は、見守りなどの対応になり、1人での入浴が難しい場合については、介護職員が介助しての入浴となります。事業所により、介護度が高い方でも入居することが可能な設備を導入している場合もあります。
入浴が終わると、食事となります。食事については、デイサービスの職員が作る場合もありすし、湯煎の食事を提供する場合もあります。
自身で食事をとれない場合は、介護職員が食事の介助を行うことになります。
午後になれば、各事業所にて用意している、レクレーションや、身体機能の向上を図るための機能訓練を行います。


デイサービスの人員配置


デイサービスには人員配置の基準が定められております。
まずは、管理者です。こちらについては、兼務でも可能ですが専従かつ常勤で1名が必要です。
次に、生活相談員です。生活相談員はデイサービスの利用契約手続きや、ケアマネジャーとの連絡業務を担っております。
それ以外にも、機能訓練指導員が専従で1名。看護職員と介護職員が専従で1名ずつ必要となります。
但し、看護職員については、10名以下の事業所の場合は、介護職員との代替配置が可能となります。
介護職員については、利用者が15名を超えた場合には、1名増える毎に0.2名以上の追加配置が必要になります。


デイサービスの種類


デイサービスには、さまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。
一般型デイサービスは、最も一般的なデイサービスで、食事、入浴、排泄、機能訓練、レクリエーションなどのサービスを提供しています。
利用時間は、午前中、午後、午前・午後両方など、利用者の希望に合わせて選ぶことができます。
利用料は、利用者の要介護度や利用時間によって異なり、介護保険が適用されます。
リハビリテーションデイサービスは、機能訓練を目的としたデイサービスで、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの専門職が、利用者の身体機能や認知機能の回復を支援します。
利用時間は、午前中、午後、どちらかの半日が多いです。こちらも利用料は、利用者の要介護度や利用時間によって異なり、介護保険が適用されます。

それ以外にも、お泊まりデイサービスという形態があります。
普段は、自宅でご家族とお過ごしで、ご家族が外泊をしなければならない場合などに1泊することが可能なデイサービスとなっています。
但し、お泊まりデイサービスの利用には、いくつかの注意点もあります。
お泊まりデイサービスは、利用者の要介護度や利用時間によって利用料金が異なります。
また、すべての事業所が同じ利用料金ではありません。


デイサービスのメリット


デイサービス利用のメリットは、自宅で生活を続けながら、外部で介護サービスを利用することができるので、同居している家族の介護負担を軽減することができます。
また、利用者の自立を支援し、利用者同士の交流や社会参加を促すことができます。

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