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訪問介護

2023年6月16日

訪問介護について


訪問介護は、自分自身や家族で日常生活が送ることが難しくなった要介護者の自宅へ介護福祉士や訪問介護員が訪問し、入浴や食事、排泄介助や調理、洗濯などを手伝いながら、自立した日常生活を送れるように支援する介護サービスです。

訪問介護を受けるには、要介護申請を行い、要介護認定を受けることとなります。その後、ケアマネジャーを決定しケアプランを作成してもらうい、訪問介護事業所と契約することにより利用することになります。


訪問介護で受けられるサービス


訪問介護で受けられるサービスは入浴や排せつ介助など、身体に直接触れる身体介助と調理や洗濯などの生活援助の大きく2種類です。

身体介助にもいくつかあり、食事が食べにくい方へ支援を行う食事介助。自身で入浴をすることが難しい方に対して行う、入浴介助。入浴が出来ない方に対しては、身体を拭いてきれいにする、清拭があります。自身で更衣が難しくなってきている場合は、衣類の着脱や着替えの介助を行います。
排泄関係については、おむつ交換や、トイレ内での介助があります。

移動や車いすへの移乗が難しい方に対しても、介助を行います。

生活援助は、食材の買い出しから調理、配膳、片付けなどを行う食事準備。居室の掃除やゴミ出し、衣類の洗濯などの日常生活の支援を行います。

それ以外にも、通院時の乗車や降車介助。病院へ着いた際の、屋内外における移動などの介助を行いますが、費用は自己負担になってしまうのと、送迎範囲が決まっているケースがありますので、依頼前に確認する必要があります。


訪問介護で出来ないこと


訪問介護に来てくれるヘルパーでは出来ないこともあります。基本的には医療行為や生活に必要のない行為です。

医療行為は、インスリン注射や点滴交換、摘便や傷の処処置については医師や看護師でないと行うことが出来ません。経管栄養やたん吸引について、原則行うことができませんが、一定の研修を受けており、かつ一定の条件の下であれば実施可能です。

家具の移動や修理、ペットの散歩や窓ふきなど、生活に差し支えない行為については訪問介護サービスの利用は出来ません。

また、訪問介護を受けることができるのはあくまで、本人のみなとなります。同居している家族の食事準備などは行えません。


訪問介護の利用費用


訪問介護を利用する際の費用は、「サービスの種類別料金 × 利用時間 + その他料金(様々な加算)」にて算定されます。算定された金額に対して、自身の自己負担割合に基づき費用を負担することとなります。

身体介助と生活援助では利用費用が変わります。下記に時間当たりの費用を記載しますが、地域によって違いがあります。また、1割負担の場合を記載しております。

身体介助で20分未満だと165円。20分以上30分未満のサービスでは255円。30分以上1時間未満404円。1時間以上だと564円となります。1時間以上の場合で30分を超える場合は、30分毎に83円が加算されます。

生活援助の場合、20分以上45分未満で183円。45分以上で225円になります。

身体介助に続いて、生活援助を行う場合は、20分以上45分未満で67円。45分以上70分未満134円。70分以上で201円となります。

要支援の方の場合は、定額となっており、週に1回程度の利用で1,168円。週に2回程度の利用で2,335円。週に3回以上で3,704円となります。


訪問介護のメリット


住み慣れた自宅で引続き生活することができます。そのため、施設に入居より、利用するための障壁が低くなります。
また、個別のケアなので、利用者の個別のニーズに合わせたケアが提供されるため、より適切な支援が受けられます。

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